ハラスメントの種類にはどういったものがあるのか

ハラスメント(harassment)は直訳で「嫌がらせ」となります。嫌がらせといっても、本人に明確な意思が無い場合もあり、当人は気づいていないけれど相手を不快にさせたり傷つけているという事例もあります。ハラスメントにはいろいろな種類がありますが、例えば以下のようなものがあります。

ハラスメントの種類

セクシャルハラスメント

性的な嫌がらせのことをセクシャルハラスメント(sexualharassment)と言います。
わいせつ行為や、性交渉の強要、容姿や結婚、出産に関する情報を執拗に聞き出すといった行為もセクシャルハラスメントとして扱われます。
男性から女性への嫌がらせという認識が強いですが、女性から男性への性的な嫌がらせもセクシャルハラスメントに該当します。

パワーハラスメント

会社などの縦社会組織で、職権や地位を利用した嫌がらせのことをパワーハラスメント(powerharassment)と言います。
大勢の前での執拗な叱責、無理難題の押し付け、公私混同な査定評価、業務に関連のない暴言、社内いじめ、酒の強要といった行為がパワーハラスメントとして扱われます。

セカンドハラスメント

ハラスメントの実態を上司や会社に告発したことを発端として、会社が被害者に対して重ねて行う嫌がらせのことをセカンドハラスメント(secondharassment)と言います。
隠蔽工作や事実確認と称しながらも被害者から「ハラスメントは勘違いであった」という言質を取るような誘導質問をしたり、被害者が会社に居づらくなるような嫌がらせを行うことがセカンドハラスメントとして扱われます。

ソーシャルメディアハラスメント

FacebookやTwitter、ブログといったソーシャルメディアを利用して相手を監視したり圧力をかけることをソーシャルメディアハラスメント(socialmediaharassment)と言います。これは近年増えてきた新しいハラスメントです。
相手が嫌がることをわかっていながらも執拗にコンタクトをとったり、ソーシャルメディアを通して相手を常時監視、自由な発言ができないように圧力をかけたりといった行為がソーシャルメディアハラスメントとして扱われます。

シルバーハラスメント

高齢者に対する嫌がらせのことをシルバーハラスメント(silverharassment)と言います。
主に介護現場での高齢者に対して行われることが多く、精神的に追い詰めるような扱いをしたり、暴力を振るったり、介護を拒否したりといった行為がシルバーハラスメントとして扱われます。また、介護現場以外でも高齢者に対する差別や暴言といった行為もシルバーハラスメントに該当します。

モラルハラスメント

主に身近な人に対して、言動や態度によって行う精神的な嫌がらせのことをモラルハラスメント(moralharassment)と言います。
相手に対して言葉や動作で威嚇をしたり、自分のルールを強要したりする行為がモラルハラスメントとして扱われます。暴力行為は行われないため、証拠が残らず告発しても立件が難しいという特徴があります。

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