「社会不適合者」はフリーランスに向いている!?

あなたは自分が社会に適合していると思いますか?組織のあり方や働き方に順応することができず悩んでいる方は、自分が「社会不適合者」だと諦めないでください。
一般的に認識される「社会」とは、より多数の人の考え方を踏襲しているだけのことであって、世界の全てではないのです。
ここでは、社会とは何なのかということにフォーカスを当てながら、一般な社会に馴染めない人がフリーランスという働き方に向いている可能性についてお伝えしていきます。

「社会」とは?

あなたは、社会とは何だろうかと改まって考えたことはありますか?社会とは、以下のように考えられています。

社会は、人間と人間のあらゆる関係を指す。 社会の範囲は非常に幅広く、単一の組織や結社などの部分社会から国民を包括する全体社会までさまざまである。社会の複雑で多様な行為や構造を研究する社会科学では人口、政治、経済、軍事、文化、技術、思想などの観点から社会を観察する。

社会は構成員相互の協力によって営まれている。円滑に社会を営むために人間にはそれぞれ役割が与えられなければならない。各々がそれぞれの役割を果たすことによって、社会がその機能を果たすことが可能となる。たとえ、自給自足の生活を実践している人であっても生活の場の安全は、社会の理解によって保護されていると考えることができる。

(Wikipedia「社会」より抜粋)

ここで注意してほしいのが、社会は本来広い意味を持っているということです。一般に社会と言うと、組織のことを指すことが多いですが、それはあくまで一部のことなのです。
本来の「社会」において、あなたが社会に適合、不適合かどうかは、誰かが決めることではありません。あなたが自然な生活をしていく中で、何の役割で誰に影響を与え、逆にどんな状況で人に影響を与えられたか、という事実に基づいて判断されるだけのことです。

「組織に馴染めない=社会に不適合」なのではなく、「組織に馴染めない=社会での役割が組織に属することではなかった」ということなのです。

「社会不適合者」とは?

「社会不適合者」という言葉がありますね。これはどういった人を指すのでしょうか。

社会の要求に応えて生活することが困難な者。社会に適合できない人。うまくやっていけない人

では、社会の要求とは何でしょうか?
これは、「社会」が差す範囲によって異なります。
国民全体を包括する「社会」を差すのであれば、国のルールである憲法や法律で定められた内容が社会の要求に当てはまり、組織や結社といった部分的な「社会」を差すのであれば、その組織の中のルールが社会の要求に当てはまります。
一般的に多くの場合は、組織や結社といった部分的な「社会」を差すことが多く、組織の中での仕事や人との関わり方に馴染めない人を「社会不適合者」であると認識されています。

組織に馴染めない人は増えてきている

一般に組織に馴染めない人は悪い風に言われたりしますが、近年ではそういった人が増えてきています。この現象は、社会情勢や価値観が日々変わっていくのに対し、組織のあり方が古いままであるというギャップによって引き起こされています。ITや各種研究分野では日々新たな発見があり、それらが社会に浸透することによって人々の生活は日々変わっています。生活の変化に伴い、価値観だって変わっていきます。20年前と現在では、人々の生活も価値観も大きく違っているのです。しかし、組織のあり方は、基本的に組織が発足して以来ベースとなる考え方は大きく変わらないため、ここにギャップが生じるのです。
ここで、なぜ20年という数字を引き出してきたかというと、日本の企業の平均倒産寿命が20〜25年と言われているからです。もっと長寿企業であれば50年も前からベースとなる組織の体制が根付き、より理解できないような体制や風習があったりもします。
若い企業は比較的現在の人々の生活や価値観に基づいた組織のあり方を検討できますが、長寿企業に習って体制を作る企業も少なくないため、結果として人々の生活や価値観と組織のあり方のギャップが埋まらないということが起きてしまいます。
特に、日本では長寿企業が世界一多いという結果が出ています。企業が長く存続するのは、組織としては良いことですが、生活や価値観と組織のあり方の間にギャップがあると、その中で働く人は違和感を拭えないというケースが増えてきているのです。

フリーランスという働き方

一般に企業で働くことができる方は、組織の中で発生する仕事の内容やルールに従うことが「普通」のことであると割り切ることができるのです。たとえ、それが自分の価値観に合っていなかったとしても、組織として何かを成し遂げるためには従うことが必要なことであると割り切って働いています。それが組織に帰属するということです。
しかし、中には割り切れない人だっています。
そういった方は、一つの選択肢としてフリーランスとしての働き方を考えてみてください。自分の価値観に基づいて働き方のルールを決めることができますので、組織の中では力を発揮できなかった人が独立した途端に影響力のある人間になることだってあるのです。
組織の中で働くことができる人は、組織に帰属して働くことで社会に影響を与え、組織の中で働くことができない人は、個人でできることをやっていく中で社会に影響を与える。それぞれが自分にあった働き方で気持ち良く働くことがあなたにとっても社会にとっても良いことなのです。

「社会不適合」と呼ばれる人がフリーランスに向いている理由

一般的に「社会不適合」と言われる人は、こだわりが強い人であることが多いです。例えば、仕事に対するプライドであったり、自分の技術に対する向上心であったり、プライベートを優先したいという強い想いであったりと、何かしら自分に譲れないものがあり、それらが組織のルールによって侵害されていると感じた場合、社会に馴染めなくなるのです。
しかし、このこだわりは悪いことではありません。こういった感情を糧にして働けるようになれば、それは強い自分の支えになるからです。そして、フリーランスとして働く上で、自分を支えるこだわりやプライドは非常に大切です。自分の中にしっかりと軸があると、フリーランスとして独立して働く上でブレずに活動ができ、長く続けることができるのです。
組織のルールに馴染めずに燻っている人は、自分のこだわりを譲らないために組織の中で抵抗するのではなく、自分のこだわりを譲らなくてもいいような働き方を模索する、その選択肢の一つとしてフリーランスという働き方があるのだと一度目を向けてみてはいかがでしょうか。

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